和室

もぐらのクルテク ーチェコー

ヨルダンは新しい芸術を表現する土壌があまりない。

素晴らしいものは素晴らしいんだから、自力で創造する手間や時間を考えたら、
近隣諸国で出来上がった芸術作品を 共有すればいいじゃないか。
現代芸術家については、
世界中どこの国と比べても、圧倒的に少ないと思う。

学校帰り、チェコの国民的キャラクター「もぐらのクルテク」と出くわした。
040_convert_20111210004414.jpgお店のお兄さん(後ろにムスリムマネキン)

いったい
どういった経路で、
チェコのクルテクが
ヨルダンに到着したんだろう?

4793038439_41f4d46972_o_convert_20111210010612.jpg今日は、和室の主人と
「もぐらのクルテク」に
まつわるあれこれ。


絵を描くことが好きだった私。
小学校中学年のころ「もぐやんと仲間たち」というモグラのキャラクターを描いて、
クラスの友達に紹介していた。
なぜ、モグラなのかはよくわからない。意味などない。
「なんとなく」というところに、「好き」という変わらない普遍性がある。

tyeko-1_convert_20111210010702.gifチェコという
小さな国で生まれた、
大好きなキャラクター、
クルテク。


クルテクとは、
チェコ語でモグラ。



作者はズデネック・ミレルさん。今は90歳のおじいさん。

チェコにいくと、町じゅう、至る所のお産屋さんで クルテクが並ぶ。
010_convert_20111210004054.jpg007_convert_20111210003453.jpg


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チェコというと、今は日本人観光客にも人気な国、
でも、ちょっと前までは共産主義の国。

1989年ベルリンの壁が崩壊した年は東欧革命”の年。
チェコを含め、東欧の共産党体制がガラガラッと崩壊していった。

表現の自由がなかったチェコで、芸術家たちの表現の自由があった唯一の場が、子ども向けの出版物だった。

クルテクは、こういった背景の中、子ども向けチェコ絵本に登場した。
独特の色彩表現、キャラクターの個性、チェコ絵本には魅力いっぱい。
自然の大切さ、物事の本質を、やわらかな言葉で表現されている。
普遍的で平和的な未来へのメッセージは、今もチェコだけでなく、世界中へ

アンマンの市場で出くわしたクルテクのぬいぐるみ
小学校時代、もぐやんを描いていた私から、美術を志した私へと
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「あせらず、のんびりやろうよ」と
声をかけてくれたみたいだった。

創造力は時に、人に元気や勇気、
温かさを与える。

001_convert_20111210005757.jpg今年もあと もう少し
毎年 日々の予定を
たててきた
クルテク 
スケジュール帳
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今年もヨルダン通信有り難うございました。子どもたちの様子や元気いっぱいのあなたの写真が楽しみでした。11月にばっちゃんメンバーで奈良に行きました。心に残る風景はたくさんありましたが、何と言っても一番は興福寺の阿修羅像でした。旅行中にメンバーの一人が「たぶっちゃんがいる間にヨルダンへ行こう。」と云いました。誰が云ったかおわかりですね。では、来年もまた通信楽しみにまっています。体に気をつけて。

2011/12/11(Sun) 12:30:19 | URL | 月の砂漠 [ Edit]
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