和室

薩摩と長州から 教育を考える

出国前、薩摩(鹿児島)長州(山口)を旅行し、
今も世界で通じる、「人を通じ人を育てる」ヒントに触れてきました。

私は高校時代、大学時代を鹿児島で過ごしました。
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母校である鹿児島中央高校は、甲突川東岸ぞい、加治屋町にあります。

幕末、ここから西郷隆盛、 大久保孝道、大山巌、東郷平八郎、山本権兵衛・・・
などの偉人が出ました。

薩摩藩の「郷中教育」について少し。
郷中教育とは、青少年を「稚児(ちご)」と「二才(にせ)」に分けて、勉学・武芸・体育・スポーツを通じて、先輩が後輩を指導したそうです。

薩摩「郷中教育」の特徴
1.異年齢による「学び合い」の風土 (先輩が先生、大人はいない)
2.剣がだめなら学問で、という多様性を認めた
3.自分にまけるな、嘘はつくな、弱いものをいじめるなというシンプルなルール


長州藩の教育といえば、吉田松陰の「松下村塾」
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松下村塾の実働期間はわずか1年と少し。
ここからも、明治維新を起こす原動力となる高杉晋作、初代首相の伊藤博文が巣立ちました。

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長州「松下村塾」の特徴

1.身分を問わない教育
2.学問は実行のためにあることの徹底
3.学問を学ぶ前に人間としての基本を身に付ける

写真:高杉晋作の家

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幕末の長州から
私が今、生きている国、
ヨルダンへ 戻ります。





今、アンマンから離れた田舎のNGOに足を運んでいます。
魅力は地域に住む人たちの中に秘めた人間性と豊かな才能。

イラク難民、ヨルダン人の貧困層が多く住み、
決して豊かとはいえないこの地域。
日本NGOがヨルダン人スタッフ・ボランティアと一丸となり、
地域に眠っている可能性を見出し人材発掘、地域住民との信頼関係構築、
生き生きとしたコミュニティーを創っています。

地域の人たちが生き生きと自分を生きている。自分の得意なことを生かし、
次の世代の自分の地域の後輩たちに、表現する楽しさを伝えている。
彼ら自身による、彼らの地域コミュニティーの充実。意識の変化。


Nicco

またまた いったりきたり 国と時間を超え 日本の幕末へ・・・

最後に吉田松陰の言葉を紹介しようと思います。
「乱は兵戦にも非ず、平は豊饒にも非ず、君君たり臣臣たり、
父父たり子子たり、天下平なり」

「戦争が起きているから世の中が乱れているわけではない、
 豊作だから世の中が平和ということでもない、
 主君が主君の役目を果たし、家臣が家臣の役目を果たし、
 父親が父親の役目を果たし、子が子の役目を果たして初めて天下は治まる」

それぞれの人たちが、それぞれの立場で、生きる場所で、その時代を
自分のできるところで、自分らしく生きること 、ここから始まるのでしょう。



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2 Comments

Comment

懐かしい

郷中教育・・・・なつかしい。
教育の基本的なところは何も変わらないのかもしれないね。
2011/06/10(Fri) 21:34:03 | URL | なほ [ Edit]

ヨルダンへ ぜひ

メッセージありがとう。
学生の皆さんにもよろしく。興味のある学生、余裕のある学生に、
休みを利用してヨルダンに来てくださいね~!と、
学生のみなさんにも声をかけておいてください)
教員や社会科を専門とする未来の卵には、とてもいいチャンス。

今の私があるのも、大学時代にたくさんの出会いがあったからだなぁと
しみじみ・・・。

もうすぐ夏休み?!
またね~。



2011/06/12(Sun) 05:29:54 | URL | kazu [ Edit]
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