和室

ハートの形をした祝島へ 「原発をつくらせない人々より」

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2014年の夏休みは、日本が残したい島
山口県西瀬戸内海にある祝島へ行ってきました。
小さなハートの形をした島。
ハートの形らしく、穏やかで温かい時間がゆったりと流れていました。

ちょうど、私が行った8月12日~13日はお盆休みで、
帰省の人たちでにぎわっていました。

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原発をつくらせない人々
ー祝島から未来へー
山秋真

岩波書店
2012年12月20日発行
より抜粋します
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「30年間、原発をつくらせない西瀬戸内海、祝島の人々。
海と山を慈しみ、伝統、文化、祭りを大切に生きる暮らしがそこにある。
交通の要衝としての歴史も綴りながら、1150回を超える週一回の女中心のデモなど、
政府の政策や電力会社にあらがいつづけた日々を、多様な肉声と
ともに描く渾身のルポ」

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「うちら、海をよごさないように、
ずっとお願いをしているですよ。」


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「オシャカ様さえ言い残す 金より命が大事だと
 人間ほろびて町があり それでも原発ほしいなら
 東京 京都 大阪と オエライさんの住む町に
 原発ドンドン建てりゃよい。
 ここは孫子に残す町。原発いらないヨヨイノヨイ」~上関原原発音頭より

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行動をおこしてきたのは、当時50歳代今80歳代のおばあちゃんたち。
「子どもや孫が生きる未来へ、美しい故郷を残したい」という
一心で立ち向かってきたエネルギーなのです。

一方で、お金が入るから原発建設推進を進めて行こうとする人たちもいて。
外部の力で、島民との間に亀裂が出来てしまっているそうです。
このあたりは、福島県に住んでいたときに聞いた声、
「放射能」をめぐり、子・孫育てに悩み、亀裂が生まれている家族や親戚、
旧友とよく似ているように感じています。

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東京、中東ヨルダン、福島、西アフリカのニジェール。
これまで関わってきた地域と今学んでいる地域。

世界の過去と未来が、
エネルギー問題なしでは語ることの出来ない深いつながりがあることを知り、
可能な限り吸収したいと思っています。

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二本松 ウクライナ視察団による報告会 和室2013.7.12記事
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ヨルダン原発輸出にかかる考察:「これ以上迷惑をかけるな!」 
和室 2011.12.14記事

http://kazitabonita.blog133.fc2.com/blog-entry-82.html
和さんのつぶやき

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3 Comments

Comment

同じ瀬戸内海でも、私の今住む愛媛県今治市大島とは、随分意識が違いますね。私は、横浜の放射能汚染を恐れて、安全な環境で子供を育てたいと思って大島に来ました。しかし、福島の原発事故が収束していないことや、この事故の深刻な影響について、意見を持っていない島民が多く政治の話など乗ってきてくれる人が少ないです。「原発絶対反対」の大きな文字に衝撃を受けました。「なんで皆さんは、原発についても、政治についても、この島ではデモをしたり、意見を言ったりしないのですか」と職場で聞いたら、「してもなにも変わらないよ」と40代の人が無関心に言うのです。環境問題にも、意識は少ない。同じ瀬戸内海なのに、何でそんなに差があるのでしょうか。本当にこの世に原子力発電はいりません。人間のエゴで、動植物、この自然で一緒に生きているものたちを殺しているのです。
2014/08/24(Sun) 00:21:40 | URL | ハヤシエリカ [ Edit]

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2014/08/26(Tue) 19:30:13 | | [ Edit]

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2014/08/29(Fri) 15:21:54 | | [ Edit]
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