和室

会津のカラーベコ×ジンバブエのショナ彫刻 (日本と世界の芸術)

カラーベコのお散歩日記。
今回、紹介するのは韓国大使館前にある小さなギャラリーでみつけた
とびっきりの作品群です。
ジャン!
「ショナ彫刻展」

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なんと!私がこよなく愛する、ジンバブエのショナ彫刻が、
チャリで数分のギャラリーに並べられているのだから、感動モノ。

和室記事【ショナ彫刻について】2011・7月記事 ショナ彫刻 ジンバブエのアート

今回は、ギャラリーのオーナー(韓国の方)と、話していた内容を
紹介します。

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「日本は伝統工芸のクオリティーがとっても高い。」
「オタク・ユルキャラ文化にあるように想像力も長けている。」
なのに・・・。
日本は他国の良い文化を見出す先見性がない。
世界で活躍するアーティストも、まだ少ない。

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以前、荻窪にある美大予備校に通っていた。(隊員受験のため)
そこでも、石膏デッサン、ヌードデッサン・・・。
美大受験の高校生と学ぶのは、「ヨーロッパ発」の美術で、まずは西洋ありき。
それから、日本画。日本美術史。

先進国以外の国に、飛びぬけた天才がたくさんいる。
東京ではなく、小さな地方の村に芸術作品が眠っている。
週末、絵画教室に通う若者、美大卒の社会人でなくても、
独自の世界を表現できる小さな子供もいる。
障がいをもった方の中に、すばらしい才能をもった方もいる。

でも、やっぱり、日本ってネームバリュー重視。
「日展に~回入選!」「展覧会で○○賞をとった」
有名美大卒とか、有名デザイン業界だとか・・。
それから、学ぶ場所もステレオタイプ。
「フランス・パリ、イタリア・フィレンチェで美術学校」・・・。

なんか、狭いよねぇ。違うよねぇ・・・。

中国・北京アート事情はこちら↓
和室記事【現代アート関連】 2010年7月記事 アフリカ大陸における中国進出

韓国人オーナーは、
10年前から世界でも愛好家が多いショナ彫刻に眼をつけ、
ジンバブエのアートを広げようと日本で奮闘したのだとか。
日本で初めてジンバブエ彫刻の展覧会を催したとき、
当時、「アフリカ?」「民族美術?」「なにそれ?」みたいな感じで、
誰も見向きもしなかったそうだ。

フランスのマーケットや北京のギャラリーで見たショナ彫刻は、
  ジンバブエ元値(買い取り価格) 100円の彫刻
→ヨーロッパ向け売値は、平均1万円。100倍の価格。
 それでも売れる。価値があると思われている。

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でも、日本だと、5000円でも売れない。
世界の美術業界で価値があるショナ彫刻も、日本ではほとんど価値がない。
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そんなこんなで、韓国人オーナーとたっぷり芸術論を戦わせ、
最後は、ジンバブエのショナ彫刻×会津出身カラーベコと記念撮影してきた。

四谷にはたくさんのギャラリー、カフェ、ライブハウスがある。
面白そうなギャラリーやライブ、写真展、コンサートやライブがあったら、
入って、作品に触れる・音楽を聴く。
作家がいたら、話を聞いてみる。音楽家と話をしたり、可能なら演奏に参加する。
東京に住んでいる間、古今東西・古代現代・・・・
なるべく生の芸術・音楽に多く触れる機会を作っていきたい。
アフリカ

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1 Comments

Comment

ショナ彫刻LOVE

このギャラリーに行って、ムビラを披露したいくらいです。すばらしい企画です。ジンバブエって、ハラレのハイフィールドなどのタウンシップに、普通にクレイジーなアートを作るアーチストがすんでいて、この感覚自由だなってよく思います。日本よりTVや雑誌に触れる機会も少なく、世間の評価より自分の感覚で創作できる環境があるように思います。アートって、技術より自分の魂の自由にあると思うので、日本の美術教育は知識や技術でなく、自分を見つめることから子供たちに話していかないと、なんて思うのですが。
2014/07/14(Mon) 01:51:39 | URL | ハヤシエリカ [ Edit]
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