和室

イエメンのソコトラ島⇔村上春樹の「遠い太鼓」

帰国して、ちょうど一年。

去年の今は、ドバイの空を飛んでいて、
「嫌だ!!ヨルダンにもっともっと居たい!」と
 ぼろぼろ涙を流していた。
去年の明日 2012年10月27日、成田空港に到着。

早いなぁー。
あっという間に一年たっちゃったなぁ。


さて、突然ですが、質問。
この木なんの木?気になる木。

蜀咏悄+(11)_convert_20131025221536

木の皮をはがすと、赤い色の液がでてくる、竜血樹!!
イエメンにいた国内協力員 兼 JICA二本松のカメラマン
永井涼さんに、「ソコトラ島」を紹介してもらい、写真を提供してもらいました。

イエメン本土から200キロ離れた絶海の孤島。
神に捧げる乳香の木も、竜血樹も、ボトルツリーも、
ここ「絶海の孤島」でしか見られないんだそうです。

蜀咏悄+(23)_convert_20131025222442

今、寝る前に村上春樹さんの「遠い太鼓」という
旅エッセイを読んでいます。
涼さんが話をしてくれた、
イエメンのソコトラ島の情景と重なりました。

私にとっての隊員の2年間は、ソコトラ島のよう。
「切り離された、独特の空間と時間」
=「隊員の2年間」なのです。

蜀咏悄+(8)_convert_20131025221338


遠い太鼓~あとがきより 引用
「今、こうして日本に帰ってきて、
机の前に座ってその三年間のことを考えていると、
とても不思議な気分になる。

ふりかえってみると、
そこには奇妙な欠落感がある。

質感のある空白

ある種の浮遊感、あるいは流動感。

その3年間の記憶は、浮遊力と重力の作りだす狭間を
流されるように彷徨っている。」
蜀咏悄+(12)_convert_20131025221654

村上春樹さんが40になる前の3年間過ごしたイタリアの時間。
~ここで、ノルウェイの森を世に生みだす~

ソコトラ島の自然は、世界でも切り取られたような独特な空間。
~ここで、特殊な自然条件から 美しい植生が生みだされる~

私のヨルダン2年間も、特別な時間なのであった。
生きる

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2 Comments

Comment

ソコトラ島いきたいところです

 確かに、自分のいた環境、日本での生活、家族や友だちと完全に切り離された時間が、協力隊の日々ですね。

 ソコトラ島と同じような時間という表現、気に入りました。
2013/10/27(Sun) 06:45:43 | URL | Diet [ Edit]

今いるこの世界は現実だけど現実じゃないようなそんな気になります。日本では感じなかったような時間の流れ方がしていて、最初の一ヶ月は本当に時間がゆっくり流れているのかと錯覚するほどでした。せっかくもらったこの環境を思いっきり楽しみます★
3次隊が始まったそうで、またたくさんの若者に色々な経験をお聞かせください。そして、永井さんもお元気そうですね。永井さんの見せてくださった写真集が忘れられません。
2013/10/31(Thu) 08:14:33 | URL | るう [ Edit]
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