和室

福島県の多言語環境NTCから 早期英語教育反対

昨日(4月24日水曜日)、くもり空の中、
会津若松へ花見に行った。
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「八重の桜」で賑わう会津若松の城下町。
交わされる会津の人々の挨拶、「かっこいい!!」
重厚な歴史の重みが感じられる会津弁。

どこかで似たような・・・。
福島の会津若松はシリアのダマスカスと似ている。
会津若松の方言は、標準フスハーアラビア語に近い、
シリア方言アラビア語の雰囲気を醸し出している。
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11年間ずっと聞いてきた、神奈川県相模原市の方言。
鹿児島から出てきたばかりの初任教員の私にとって、
教室の生徒たちの話し方と
神奈川県藤沢市出身SMAP中居くんの喋り方が
妙に似ていて、衝撃を受けた。
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「中居くんの喋り方って、この地方の方言だったんだ!!」
神奈川県は東京都のとなり。
方言といっても、標準語(世界での英語)に限りなく近い。
というわけで、相模弁はオーストラリア方言英語かな。

私の家族は、全員岡山在住。私だけが岡山弁を話せない。
3歳になる甥のユーダイくんも、バリバリの岡山弁だ。
岡山弁は、比較的聴き取りやすい。のんびりしている。
ポンッポンっと、言葉が流れていくあたりトルコ語。

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一方、鹿児島県の方言は福島県に負けず劣らず、
とても難しく奥が深い。
イントネーションがまるで違う。
標準語にはない独特の言い回しがたくさん出てくる。
それでいて、小さな離島や薩摩半島・大隅半島でも
方言が変わってくる。
鹿児島弁は、バラエティーに富む中国語に匹敵する。

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日本全国、たくさんの言葉があり、方言に裏付けられた
文化・風習がある。
世界各地にも、たくさんの言葉があり、言葉や方言に裏付けられた
文化・風習がある。

アメリカ英語は事実上の「世界標準語」
英語は、アメリカや大英帝国の言葉。
世界中数多くある言語のひとつにすぎない。

小学校教育の中で英語が必須になってきたり、
たくさんの英語塾を見るたびに、悲しくなる。
英語ができる人たちが、英語が話せない人たちを
見下しているようで、悔しくなる。


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もし、知らない町に旅してみて、
自分の町と旅行先での言葉が、同じ言葉、
NHKのような標準語だったらどう?
福島の会津弁と鹿児島の薩摩弁、
違うからこそ、日本に奥行きがでてきて面白い。

世界中、み~んな英語に乗り替えたら、
どうでしょう?
バングラデシュのベンガル語だって、カンボジアのクメール語だって、
同じひとつの言語であり、言葉そのもの文化なのだ。

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「英語できる≠グローバル人材」

候補生がこれから任地で出会う、任地の方言、言葉。
英語科教育にはつながらないかもしれいけど、
任地の方言、言葉をガッツリ、取り組んでほしい。
そして、
帰国したら、自分の町の言葉、文化を
今より、もっともっと大切にしてほしい。

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5 Comments

Comment

ブータンより

 ものすごく言語が堪能なブータン人はみんなが国際人ではありません。それよりも多くのブータン人がブータンさえも出た事ないんではないかな?
 自分も英語の早期教育をというのはあまりにも短絡すぎると思います。駒ヶ根で英語の先生が言ってたけど、コミュニケーションを取ろうと思ったらあまり文法などはこだわらなくてもどうにでもできる。日本人はシャイな人が多いからコミュニケーションが出来なくてスピーキングの上達が遅い。だけどフォーマルな場所ではきれいな英語かどうかを見られるとの事。実際、中学レベルの知識しかなかった自分がブータンへ来て見て思うのはとりあえずの英語でもどうにか通じます。
 大事なのはコミュニケーションがとれるかどうかと思うので、もっと簡単に小学校の修学旅行等でアメリカンスクールとかへ行って泊まってみるとかがよっぽど刺激になるし世界の中の日本というのが感じられると思います。
 30も半ばの自分が世界は決して日本中心で回っているわけではないと感じたのは恥ずかしながら赴任して4ケ月くらいの最近です。
2013/04/26(Fri) 11:03:25 | URL | ironikaakanat [ Edit]

「自分の町の言葉、文化を今より、もっともっと大切にしてほしい。」わたしもそう思います。
日本の方言を世界の言語で例えたお話、とても
楽しかったです^^
2013/05/01(Wed) 23:26:20 | URL | Yuh [ Edit]

行ってきましたよ。願成就寺

 みなちゃんから「たぶっちゃん、福島に行くんだって」って、2ヶ月前位に聞いて、「世界をまたに駆けている人は違うな~」と思っていました。
 やっぱり行っているんですね。
 今日新聞に「3.11をきっかけにAV女優になった7人の女の子」という本の紹介がありました。家族と企業が壊れた世界で生きていく彼女たちということが書かれていて、なんだかすごく衝撃的でした。
 
 話は違いますが、以前紹介してくれた、韮山の願成就寺にある運慶の「阿弥陀如来像」を見に、この連休に行ってきました。
 なるほど身近に時間たっぷり鑑賞できました。
 武士の気風にあった「動的」な感じが当時の社会に受け入られたと説明がきにはありましたが、なるほど、そう言われればそうかな~。
 でも気がついたことは、体つきが、お相撲さんの体躯で、あんこ型?だった。見て落ち着く感じはこういうことなのかなと思いました。ずーと見ていたい衝動にかられました。
 教えてくれて、ありがとう。この韮山のことは、またブログに載せますね。

 では、新天地での活躍を祈っています。
2013/05/05(Sun) 10:24:20 | URL | wakuwaku [ Edit]

世界的ですね

おいでいただきありがとうございます。ワタシのとことは違って、とてもアカデミックでコメントしていいのか悩んでしまいました。枯れ木も山の賑わいとご笑納下さい。
ワタシは会津地方南部の生まれなんですが、同郷の者と話すと同じ会津の人でも半分は分からないと思います。ましてや同県人でも中通りや浜通りではまったく違います。「生きた言葉」としての方言はまだまだ現役です。しかし、大本の日本語をないがしろにするような政策はいただけませんね。必要は発明の母、とはちょっと違いますけど、英語を話す必要を感じないから英会話が上達しないだけで、必要に迫られたらすすんで英語を話しますよ。でもそれは教室で日本人同士が英語で会話することではないと思いますけどね。
2013/05/12(Sun) 07:32:50 | URL | ききょうや [ Edit]

難しいですネ

はじめまして。福島県在住のbillです。
多言語環境に身を置く機会が殆どないボクにとって、とても興味深い内容です。
因みにボクは、学生時代の英語の成績は何気に抜群でしたが、残念ながら英会話は全く出来ません…
(日本の英語教育の典型例だと、英語教員の友人には話していますが…)

地方の方言をマスターするのが早い人は、他国語をマスターするのも早いと聞きます。
作家の村上春樹氏が「言葉とは空気のようなもの」的なニュアンスのコメントをされておりましたが、まさに"その場の空気"なんでしょう。
日常的なコミュニケーションから感覚的に言葉を紡んでいけるような環境が理想的かもしれないですね。
んー、難しいない!
2013/06/13(Thu) 12:21:40 | URL | bill [ Edit]
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