和室

ヨルダン美術科授業と生徒たちの作品 その②

前回に引き続き、ヨルダンにおける
パレスチナ難民局(UNRWA)女子校の美術科教育の様子を
お届けします。
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明暗や立体を描く授業では、
外で影の観察をすることを導入に取り入れました。

1年間、美術科教育の実態をつかみ、
それを、できるところで美術科教員といっしょに
改善したいと思ったからです。
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ヨルダンの小学校理科についてはこちら
「楽しい理科をめざして」2011年12月21日記事
http://kazitabonita.blog133.fc2.com/blog-entry-83.html

授業では、限りある時間と空間を最大限に生かして、
実際に外に出てスケッチしたり、「物の見え方」の発見を、
メモにまとめることからはじめました。
教科書に書いてある大切なことを暗記することより、
自分の目で見て確かめること・感じたことを発言すること。
友達の意見にも耳を傾け、取り入れること。
技法や理論は、その後です。

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一点透視法と二点透視法の理論は、主に中学3年を中心に行いました。
「暗記ではない、美術を目指したい。」
「生活に根差した視点を取り入れたい。」
生徒たちがいつも通っている通学路に、
「遠近法」をとりいれて描く練習です。

「実際のもの」を丁寧に見る・観察すること、
これらは、日本では当たり前ですが、ヨルダンではスポッと抜けているので、
いつも、「大切にしたい」と、美術科教師に伝えてきました。

ヨルダンの大きな行事といえば犠牲祭。
犠牲祭の記事は、こちら。
「犠牲祭 羊のバーゲン」2011年11月7日記事
http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=20111167915

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羊の張り子作りに8年生(中2)みんなで挑戦しました
今年2012年の犠牲祭は、10月26日~28日。
また、風船の張り子がナザール校に登場するかもしれません。ワクワク!

グループ活動、グループ製作はとても大切です。
たくさんのグループ活動を入れ、
みんなで作る楽しさを味わっています。
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以前、紹介した土粘土の研究授業も、グループ活動の授業でした。
「土粘土で自己表現:2011年12月11日研究授業の様子」
http://kazitabonita.blog133.fc2.com/blog-entry-101.html

最後に、紹介するものは、
次回の記事で紹介する予定の、4月公開授業の様子です。
「綺麗な絵を写して描いたり、真似て立体作品を作るのではなく、
自分の思いが現れる表現を身につけさせたい。
友だちすべての作品に良さがあり頑張りがあることを、
互いに認める美術科の授業を、一緒に作っていきたい。」
そんな思いを、
いつもカウンターパートの美術科教師に伝えてきました。
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さぁ、明日から最後の月の学校。
ヨルダンに来たばかりの2年前
ヨルダンのことを何も知らなかった私、
教室に入っても何もできなかった私を、
いつも誰かが助けてくれ、応援してくれました。

同僚やカウンターパート(美術科教師)、
そして、生徒たち、家庭訪問でお世話になった保護者たちへ
「ありがとう」を伝えるためのラスト3週間がスタートします。

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7 Comments

Comment

足跡

日本で学んだこと、身につけたことをこの2年間でヨルダンの子ども達につたえることができて大満足だね。たぶっちゃんの足跡が確実にヨルダンに残り、ヨルダンの教育の前進に貢献できてすてきな2年間でしたね。作品に取り組んでいる子ども達の表情は、真剣で良いですね。(世界共通だね。)
2012/09/02(Sun) 16:08:37 | URL | みなちゃん [ Edit]

素晴らしい授業だね。

あと3週間で日本に帰ってくるんだね。
ご苦労様でした。たくさんのことを吸収して、きっと一回りもふた回りも大きく成長した
たぶっちゃんですね。
これからどういう道にいくのかは分からないけど、いつも応援していますよ。

それはそうと、韮山にある「願成就院」に運慶が制作した仏像があるんだ~。政子の父の北条時政が頼朝のために作ったお寺だよね。残念、私たちが行った時は夕方になっていて、中に入ることができなかったです。見たかったな~
2012/09/02(Sun) 19:33:14 | URL | wakuwaku [ Edit]

運慶の仏像を見に行くぞ!!

ワクワク先生、みなちゃん先生、
コメントありがとうございます。
相模原とアンマンは離れているけれど、
なんだかいつも、同じ職員室で、応援してくれているような、
そんな気がします。

ワクワク先生、韮山の運慶仏は、大迫力です!!

小さなお寺ですが、一見の価値あり。
10月3連休は、
日本史マニア父が、仏像マニア娘とコラボし、
「高野山の運慶仏ツアー」を繰り広げます。
日本史も仏像も興味のない母を連行して・・・。

高野山の運慶仏
(八大童子のクルクルパーマ、
顔と体が赤くて、お腹がぽっこり出てるメタボ系の制多迦童子:セイタカドウシ)
を、見たいです。
上野でもなく、博物館でもなく。お寺の仏像。

アウェイではなくホームで見たい。

運慶は世界に誇る、天才アーティストなのだ。
2012/09/03(Mon) 02:27:42 | URL | 和 [ Edit]

こちらのブログへのコメントありがとうございました。そこにも返信しましたが、岡山での開催が決まりました。1月の12日~13日です。ぜひお待ちしております。

それと、このブログ(和室)をb-side美術教育雑感で紹介させて下さいね。
2012/09/03(Mon) 08:46:25 | URL | かじおか [ Edit]

現場に出て実際に自分の目で知ること。
素晴らしい教育、これこそ生きた教育ですね。

また遊びにこさせてくださいね。
もう帰国されるのですか?
2012/09/03(Mon) 11:12:14 | URL | 三原色 [ Edit]

どうもです!

先月わたしのサイトにコメント下さりありがとうございました!みさきです。

遠近法始め、影や光の観察など自分の勉強していた美術を思い出しました。イード用の張り子は日本にはない文化が作品に出ていてとても面白かったです。
最後の公開授業の写真もみなさん楽しそうでいいですね~*^^

あと三週間後には帰国されるんですね。残りの時間いっぱい楽しんできてくださいね!^^
是非機会があればお会い出来たら嬉しいです。
2012/09/03(Mon) 22:49:27 | URL | みさき [ Edit]

美術科の私からみても、高度な技術や授業をされていてすごいとおもいます!遠近法とかそんな詳しく教えたことありません…ヨルダンの生徒は大人しく授業受けてるんでしょうか?うちの学校よりはるかにレベル高い気がします…(T_T)
あと3週間、どんな活動をされるのか楽しみにしてます!
2012/09/08(Sat) 21:19:31 | URL | えりかせんせい@will be in Jordan. [ Edit]
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