和室

女性の自立支援 キーホルダー販売で心をつなぐ

アンマンのナザール地区
この2年間で、たくさんの家庭訪問をさせてもらった。

生徒の母親たちが持っている強み・可能性はたくさんある。
手工芸(刺繍・ビーズ細工)が得意な母親が多いこともその一つだ。
 
ki-horuda 5家庭の外で働く機会が少ない母親たちであるが、この強みをどこかでつなげていけたらと考えていた。

同じ時期、同僚の英語科教師が、手先が器用な生徒の母親に焦点をあて、貧しい彼女の家庭にとって、何か家計収入手段の一つとして、できることはないかと立ちあがった。







私も強く共感し、協力することになった。
市場開拓、顧客確保、口コミ宣伝、会計管理などは、英語科教師が行っている。
私は、在ヨルダン日本人に向けた商品開発を行った。
デザインはいつも一緒にいる美術教師が取り組んでくれている。

地域の人たちが、
地域の人材、人々の特技や良さを発揮できるように自主的に働きかける
ほそぼそだけど、とっても温かい。

心が通っていて、
ずっと継続することが可能なプロジェクトだ。


4月上旬、震災復興コンサートがあった。
商品を売るチャンスになるのでは・・と考え、
美術科教師が、メッセージ性のある日本―ヨルダンの国旗キーホルダーをデザインしてくれた。
このキーホルダーデザインは
昨年度、被災された方々へヨルダンから思いが届きますように。という祈りをこめて
デザインしてくれたものだ。

時間がない中で、生徒の母親は、たくさん作ってくれた。
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当日の売れ行きは、上々。
「貧しい家庭の女性自立を助ける」ためではなく、「かわいいから買う」と言ってくれるお客さんたちだった。

販売当日、日本人が購入している様子を写真に収め、
お礼の手紙と一緒に添えて、保護者に渡すように生徒に頼んだ。
それを読んだ保護者は、「日本人が買ってくれるなんて、感謝しているわ」と
学校まで、お礼を言いに来てくれた。
それをしった英語教師は「あなたが、日本人にナザールの保護者が作った
ビーズを紹介してくれることで、彼女の自信につながっているよ。
彼女の家計の手助けにもなっている。お金だけじゃない。気持ちがとても嬉しい。」と言ってくれる。

想いがこもった手作りの物―国や地域を超えた人たちの心をつなぐ瞬間。

これもまた、学区である、アンマン、ナザール地区での出会いがくれた
大切な思い出のひとつである。
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