和室

大地震と復興への道のり ―ハイチと日本―

2010年 2月20日(土)
元ハイチの外交官である乳井忠晴さんの
「ハイチ大地震と復興支援」という講演を
神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)で聞いた。

この翌年、日本で大地震が起こることを
誰が予想しただろうか。

*****講演で心に強く残った言葉のメモから*****
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2010年1月12日
ハイチ共和国で起こったマグニチュード (M) 7.0の地震。
死者が31万6千人程に及んだ。

ハイチは大地震があって注目されるようになった貧困国。
貧困といっても、人間として最低限のラインをみたされない状態の
絶対的貧困。


ハイチ社会の背後にあるのは、
300年間奴隷時代、1900年代のアメリカによる占領で政治混乱、
約500年間、
支配者から管理され、
お互い「疑う」ように仕向けられた

「猜疑心を駆り立てられ」た国民性。

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繰り返される暴政やクーデター。
度重なるハリケーンの被害、
貧困から抜け出す希望が見出せない。

お互いを思う絆はなく、
自分のことだけを最優先する生き方が
世代を超えて身に付いた。


ハイチ大地震が起こった直後、ハイチの人々は
物資を奪い合い、レイプを行い、死者をいたわることさえできなかった。

外交官仲間では「ささやかな豊かさ」を目標として
国づくりの土台を作るサポートを全力をかけ、積み上げてきた。

しかし

この大地震で、またゼロにもどった

*********
日本にある、
「ささやかな豊かさ」「絆」
歴史的背景からハイチには、ほどんどないというのは
本当に不幸で、やるせない。

震災1年後2012年4月、ヨルダンのアンマン
ヨルダン在住の日本人によって
東関東大震災に関わる数々のイベントが行われた。

大きな地震が起こった二つの国
日本とハイチを比べるのは不謹慎であるかもしれないが、
世界中の人たちが感じたこと。評価したこと。
日本にはあり、ハイチにはなかったもの
被災地での「助け合いの精神」
被災された方々を想う「絆」


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こちらは、私がデザインしたパンフレット
4月12日(木)Music house で行われた
Charity Memorial Concert for Fukushima
広告・チケットデザイン+当日運営裏方、広報などを担当させてもらった

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詳細はこちら
十勝新聞社IMA ヨルダンレポートより
「福島メモリアルコンサート」
http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=201251634529

また、4月16日(月)6時から4月30日(月)まで、
「ダールアルアンダ」で行われた
企画展「大津波のあとで」Save the children from Radiation
広報のメール配信をサポートさせてもらった
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詳細はこちら
JIM-NETスタッフのブログより
「ヨルダンで福島の写真を展示中です」
http://blog.livedoor.jp/jim_net/archives/52242650.html

2012年4月
日本の良さを感じ、日本を想う、一瞬一瞬に感謝。
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4 Comments

Comment

和さんのブログから「きらきら言葉」がたくさん発信されていて、思わずメモっちゃいました。(笑)
同じ職場で仕事に忙殺されていた頃知ることができなかった和さんの奥深い心根や気持ちに触れることができた「和室」に感謝してます。
2012/07/12(Thu) 10:58:52 | URL | みなちゃん [ Edit]

ありがとうございます!

皆川先生と3年間も同じ学年を過ごせた日々は、本当に宝物!!

相模原の教室も、パレスチナ難民局の教室も、子供たちのまっすぐな気持ちや、優しさパワーは、あまり変わりません。

相模原で大切なことを学ぶことができて、本当に良かったなぁと思います。
ではでは

たぶっちゃん

2012/07/14(Sat) 05:12:57 | URL | 和さん  [ Edit]

FUKUSIMAふくしま福島

チャリティコンサートの成功おめでとう。世界中から福島は注目され、応援されています。しかし、日本のマスコミは情に訴える記事が多いのが気になります。自然の力には勝てないからと、絆を持ち整然と前向きに頑張っている人々に涙します。でも、福島はべつでしょう?原発の事故がなかったら、福島の人々もふるさとに帰り厳しいけど新たな一歩を踏み出せます。その一歩が踏み出せず帰郷できない人々の上に作られるエネルギーってどうなんでしょう。電化製品にあふれた生活にどっぷりつかっていますが、原発に依存するしかないのでしょうか。空気を水を海を山を畑を汚すエネルギーは結局命引き替えです。16日東京で脱原発集会があると聞いて婆ちゃんも行きました。原宿の改札を出られないくらい人があふれ、会場の代々木公園まで続いています。乳母車を押している若いお父さんや子どもの手を引いているお母さんの姿も目立ちました。中央ステージでは、大江健三郎さんの挨拶や坂本龍一さんのメッセージなど皆さん、真剣に訴えておられました。自然の力をかりながら上手にエネルギーをつかう事を私も考えていきます。熱中症が心配だったのでデモには参加しませんでした。やはり、軟弱な婆ちゃんです。
2012/07/17(Tue) 12:45:24 | URL | 月の砂漠 [ Edit]

歴史の残酷さ、でも未来は、、、

そう、歴史って変えられない。

でも、新しい歴史をつくることは、できる。

そのためには、やっぱり歴史が教えてくれるように、英知に富んだ判断ができる為政者が必要。

ハイチと日本。
背景は違う。
培ってきた国民性も違う。
でも、自分たちはそこの国に生きている。
自分の生きている時代には、何も変えられないかもしれないけれど、
自分はその時代の「変わり者」かもしれないけど、その存在によって変わっていって、未来の私みたいな人は「変わり者じゃなくなっている」かもしれない。
Act!!
そのための、見極め力、判断力!!
私は、その力が欲しい。
2012/07/17(Tue) 14:47:18 | URL | migimigi [ Edit]
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