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和室

所変われば 死生観も埋葬スタイルも変わる~高野山から~

日本の秋!


10月の三連休で和歌山の高野山へいってきました。

帰国一週間後の家族旅行。
日本の見慣れた景色も、
それはそれは本当に美しい。
鮮やかに心に突き刺さるものです。

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高野山の奥の院に行く途中、
道の両側にたくさんの戦国武将のお墓があります。
よくもこんなに。。。というくらいの有名人大集合。

豊臣秀吉、織田信長、石田三成、薩摩島津家、
伊達政宗、武田信玄、大岡越前 とか。
といっても分骨されたもので元は他にあるみたい。
織田信長の墓など数箇所あるそうです。

高野山奥の院に多く分骨されたものが多いのは、
弘法大師の足下に眠れば極楽往生できるという信仰があるからだそうです。
一人のお墓が、いろんな場所にたくさんあるというのが、
ヨルダンから帰国したばかりの私にとって、とても新鮮でした。

うちの母親は鹿児島をこよなく愛する鹿児島出身
鹿児島を代表し?島津家のお墓を少しお掃除していました。

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奥の院では
東日本大震災で被災された方を供養する会が行われていました。

両親も私も、震災で
被災された方々を思いながら合掌。

東関東大震災で被災された方々へ
供養塔も用意されていました。






さて、日本とヨルダンの、死後の世界に対する意識で
ちょっと似ているなぁとと思ったことがあります。


イスラムにおいて死は終わりを意味しません。
死者はいきる人と深いつながりをもつそうです。

「天国と地獄」というのはイスラムの世界にも存在しており、
死を迎えたとき、アラーからの審判を待つそうです。


DSCF8276_convert_20121014173630.jpg日本の仏教も少し似ています。
現世でお布施をしたり、手を合わせて合唱する。
お経を読んだり、いいことをする。

僧侶だった祖父も
よくこういっていました。

家族、お友だち、
いつも周りにいる人たちを
大切にしようね。

功徳を積むことで
死後の生き方も変わってくるんだよ。

「死は終わりではなく、通過点」
イスラムと仏教に少し共通点があって、
興味深いです。

一方、
以前職員室の話題で紹介したのですが、
宗教により埋葬スタイルは異なります。
ヨルダンの学校で話題になったこと
「職員室の話題から ヒンドゥー教徒の聖地ガンガー再考」
http://kazitabonita.blog133.fc2.com/blog-entry-38.html

イスラムの人たちはキリスト教と同じく、土葬です。
遺体の頭をメッカの方角に向けて埋葬し、
軽く土盛りをしたら頭の部分にレンガとか棒をおいて終わりです。

高野山奥の院のような分骨スタイルや、
このような大きなお墓の周りに灯篭・・・という景観はヨルダンには
ありませんでした。

こちらは2010年9月下旬、出国直前の家族旅行
山口県の東光寺。
見所は毛利氏のお墓と石灯籠500基。
これは圧巻でした。
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世界は広い。
死生観も埋葬スタイルも、ところかわればまったく違っています

それでも大切にしている事は、
どこの国もどの時代も
似ているのだなぁと考えています。

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