和室

モスク建築現場の様子 トルコ編

ヨルダン滞在中、たくさんのモスクを訪れました。
名付けて「一人モスク部」

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モスク部の活動内容
初めに、モスクがある地域の様子を肌で感じます。
次に、モスクの外観を撮影します。
そして、簡単なスケッチをします。
最後に、訪れる人々にモスクとのつながりをインタビューするのです。

心に残っているモスクは、私の地域(マルジルハマーム)のモスク。
建築現場に足を運び、モスクが出来上がる様子を
途中から最後まで、約3カ月間、見届けることができました。

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ヨルダンのモスク建築に関わる方々は、とても誇り高いです。
それから、私がお世話になったモスク建築現場には、
エジプトからの労働者がたくさんいたので、
エジプト労働者から考えるヨルダンを聞くこともありました。

何もわからない私を受け入れてくれ、
あれやこれやと説明をしてくれます。
時には、仕事途中なのに、
お茶や食べ物をごちそうしてくれる方もいました。

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さて、去年の今頃、2011年1月下旬に
トルコへ旅行にでかけました。
トルコでもモスクに魅了され、
モスクを撮影したり、建築現場に入りました。

去年のことなのに、遠いとお~い昔のよう。
でも、こうやって書いているうちに、
ふっとトルコやヨルダン、シリアなど
中東のモスクの中へ、引き込まれていく感じがします。

あのモスクは、もう完成したんだろうな。
どんな人たちがモスクに訪れているのかな。
今にも、お祈りの声が聞こえてきそうです。

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今回は、トルコのモスク建築現場の様子をお届けしました。
工事中に、いろいろ説明してくれた建築現場のみなさん、
ありがとうございました。

モスクレポート関連記事
2012年1月8日記事「寄り添って生きる~アンマン・キングアドゥッラーモスク」

2012年10月10日記事「祈りの場所~一人モスク部レポート①」

2012年10月14日記事「憩いの場所~一人モスク部レポート②」

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憩いの場所 一人モスク部レポート②

実家のある岡山市北区の津島。
神奈川県相模原市の共和と同じく、「文教地区」といわれているようで、
環境がいい。
とてものどかで、私がすんでいたアンマンのマルジルハマームのよう。
チャリで数分のところにたくさんの文化施設がある。
大きな運動公園もあって、散歩をすると気持ちがいい。

生涯学習センターという公民館みたいな施設があって
今日はそこへ、行ってみた。

1階ではフラワーアレンジメントの展覧会。
午前中、子育て支援コーナーでは、小さな赤ちゃんと
美人ママさんたちでにぎわっている。
放課後、近所の高校生が部活をおえ、勉強をしている。
2階の新聞コーナーでは、おじいさんたちが、静かに本を読んでいる。
休みの日は、こどもが遊ぶ科学イベント、バザーなんかもあったり、
健康づくりのため、体操イベントもやっているらしい。
こういうところで、ヨルダンの紹介もできるのかもしれない。

自主勉強を頑張る高校生と、おじいさんたちの読書、育児ママ。
公民館、生涯学習センター、なにか似ているなぁ・・・と思ったら、
ヨルダンで出会った地元のモスクに似ている。
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私が始めていったモスクは、学区のモスク。
2年生と5年生の生徒が連れて行ってくれた。
雑居マンションの地下でモスクのドームも無いからわからない。
でも、れっきとしたモスク。そこでコーランの勉強ができるらしい。
東京でいう、原宿の竹下通りのような、
にぎわっているアンマン、レインボーストリート近くにあるモスクでは、
モスクで行われていた朗読会やコンサートに
参加させてもらった。

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モスクの第一の機能は、礼拝の場所。
死の儀礼に関わる場所であるとも聞いた事がある。
でも、講義が行われたり、コーランを教える宗教学校の機能もある。
子供があつまって、学校のことを話したり、
おばあちゃんたちが孫の自慢なんかもしている。

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岡山の地域住民が集まる、多目的な公共の場である
公民館も生涯学習センターも、
アンマンの地域住民が集まる情報交流の場である
小さなモスクにも
いつもとかわらない日常がつまっている


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寄り添って生きる

キング アブドゥッラー モスク
014_convert_20120108104534.jpgここは3000人が
一度に礼拝できる
ヨルダン最大のモスク

ヨルダンにしては
珍しく外国人も
入場できる。

そのため、「なにかイスラムらしいものを・・」と

外国人観光客が、意気込んで見学に来る場所の一つでもある。

水曜午後、モスク内の穏やかな時間と柔らかな空気―
ここに横たわっている 柔らかな時間が、一気にぶっとんだ。

中国人大学生観光客6名が、ドヤドヤと入ってきたのだ。

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女性たちは、入口で借りた黒の上着、スカーフを脱ぎ捨て
ドームの下でゴロンと寝転がった。
男性のほうといえば、
「へぇー、これがコーランってもんかな。」なんていいながら、
台の上に置いてあったコーランを持ちあげている。

何をしゃべっているかわからないけれど、コーランを手にとって 笑って 
上着とスカーフを脱ぎ捨て ドームの中心で寝転がって
モスクの中で行う態度が尋常でない。

そして、極めつけ。
016_convert_20120108104640.jpg説教壇(ミンバル)隣にあったマイクで何をするかと思ったらカラオケ。
なんと!彼女は、歌を歌い始めた・・。

外からヨルダン人のおじさんが
駆け込んできたのは、
怒りと呆れの境界を振り切った瞬間と、
ほぼ同時だった。
私とヨルダン人おじさんが同じ言葉を発する。 


「ここで、何をやってる!?」
おじさんは、今にも殴りだしそうなくらいの勢いで怒鳴った。
彼らは、おじさんの剣幕に圧倒されタジタジ。
また、同じアジア人に、注意されたことにも驚いていた。

気まずい雰囲気が あたりを包む。

「ゆっくり話をしてください。私が彼らに説明します。」
アジアの仲間、中国の大学生観光客たちへ、
たくさんのヨルダン人友達がいる、ヨルダンに生きる日本人として。
ヨルダンに寄り添って生きている 隊員だからできること。

015_convert_20120108104611.jpgなぜヨルダン人のおじさんが、こんなに怒っているのか、
彼らへ伝えることだった。

「あなたが使ったマイクは、アザーンとして外のスピーカーに流れている。」
「モスクは、遊ぶ場所ではなく祈りの場所である。」

「女性は上着、スカーフ着用をしてほしい。」
「コーランは聖典であり、勝手に読んではいけない。」

彼らは、おじさんに何度もペコペコ謝っていた。
おじさんも、怒りが収まったのだろう。彼らにそれ以上忠告することはなかった。

世界には、多種多様な人々が、多種多様な生き方をしている
こちらが「あたりまえ」と思いこんでいることは、相手には全く異様に映り、
むこうのあたりまえは、こちらにはなかなか納得できない

イスラムの世界がまさにそうだ。
時には、なかなか理解できないこともある。

若者が 海外旅行中、調子に乗りすぎたことを責めるつもりはない。
集団で一緒に旅行となると、多少、浮かれてしまうのは世界中どこも同じだ。
私だって、未知の地で、ルール違反、タブーを冒してきたかもしれないし、
「知らない」「身に着いていない」ということで、これからも冒すだろう。

今の私、私たち隊員 ヨルダンにおいては、観光客ではない。
隊員として、その地に生きるということ、
それぞれの文化、風習、習慣、ルール、
目の前にある事象を 受け入れ、尊重し、寄り添って生きている。

だからこそ、彼らのような行為をモスク内で行うヨルダン隊員はいないだろう。
また、私と同じように、観光客の行いを黙って見てはいられないはずである。

ガイドブックや本に書いてある、「イスラム教国のルールを守る」からではない。
「世界の人たちへ イスラム教の世界を知ってもらう」ためでもなく、
「アジア日本と中東ヨルダンをつなぐ」、大それたものを目指してもいない。

ヨルダンという国で、ヨルダンに生きる人たちと時間を共有している
私たちが生活の中で身につけてきた、
「あたりまえ」の感覚、自然な思考と振舞い。

ヨルダンで出会った大切な人たちとの一瞬、一瞬が築いてきた
ヨルダンへの想いと彼らへの温かな眼差し。

ヨルダン隊員たちは声を揃えて言う。

「ラマダン中、ヨルダン人の目の前で、水を飲むなんて心苦しくて、とてもできないよ。ダウンタウンで、観光客が平気で堂々と食べ歩きしているのを見た。日中、断食している彼らのことを少しは考えてほしい。」

「夏、南部の町はとても暑いけど、私は半そでで出歩いたことは一度もない。ワディムサ(ペトラ遺跡)やアカバは観光地。でも、外国人にとってだけのことだから。ここは、ヨルダン。イスラム教の国。肌を露出しないというのは最低限のマナーじゃない。」

中東のヨルダンだけではない。
アフリカ、アジア、東南アジア、ラテンアメリカ、
今、世界中にちらばって、切磋琢磨している隊員の仲間たちが
それぞれに生きる地の 見えない文化や習慣を 尊重し
その地に 寄り添って生きている。


モスクを離れるころ、ヨルダン人おじさんと中国人大学生観光客たちが
同じ質問をしてきた。
「あなたは、どこの国の人ですか?ヨルダンでどんなことをしているのですか?」

日本人であること、隊員として、ヨルダンにいる人たちと一緒に生きている時間、
ヨルダンに寄り添って生きている今を、誇りに思う。
044_convert_20120112064422.jpg22年度2次隊

福島県
安達太良山
登山

2010年 
7月
中旬
撮影

2012年 1月現在 世界中で活動中

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