和室

2015.9.11  タブセンのつぶやき

時を超え 国を超え いつも どこまでも 続く空を見上げて繝励Ξ繧シ繝ウ繝・・繧キ繝ァ繝ウ1_convert_20110913021727













10年前の私 小学校教師になって3年目
今と変わらず 毎日を楽しく クラスの子供たちと駆け抜けていた

担当していた3年生のクラスの子供たち
給食、休み時間、お笑い専門のお調子者
何もかもが真面目で慎重な子 ちょっかい大好きいたずらっ子
とってもシャイで大人しい子 運動神経のずば抜けた子、頭の回転が速い子
誰も見ていないところでも掃除をしたり みんなのことを考える思いやりのある子
それから、みんなをまとめるリーダーシップをとれる子がいた

美人で頭脳明晰な彼女は 家では我がまま放題だったらしいし、
運動神経抜群、リーダー的存在の彼は、食べ物の好き嫌いが激しかった。

どこにでもある教室 どこにでもある小さな世界
誰もに良さがあって、得意なことがあり、
また
一方で、誰もに弱点や 苦手なことがあった

勉強や運動ができるから えらい、すごいというわけではない。
「知識」なんて、ただの一つの物差しにすぎない。

能力が高く できる子が いつもとりしきっていては、
小さな社会である教室は つまらなくなってしまう。

一人ひとり存在価値があって、役割がある
それぞれの良さを認め、励まし 協力し合うことで
もっと よりよい クラスになるかもしれない。

「みんな違って みんないい」
いつも この言葉を どの学年でもクラスの子供たちに聞かせていた

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その教室で 10年前の今頃、
何度も何度も同じ画面を見て、同じ思考回路の3年生の子供たちに対し、
「アメリカのテロ事件」を考える話しをした。

授業の後、学級通信で保護者たちに、
9.11に対する 私のメッセージを伝えた。

私たちのクラスの友達のことも
今、世界でおこっていることも、とてもよく似ている と  

世界には いろんな国があるということ
それぞれの国に生きる人々 衣・食・住、風土、気候、文化、宗教、歴史
どの国もそれぞれ 違って どの国も 良さがある

経済力があるから、文化的だから すごいというわけでない。
そもそも 力のある国が一方的に 一つの物差しで
物事の善し悪しを測ったり決めたりすることはできない

力のある国が 従わない国を ダメな国とみたてて、
グルになって いじめるのってどうだろう。
どこかで何かが軋み、バランスが崩れ、歪んでしまうのではないか。

それぞれの良さを 受け入れ 評価し お互い助け合えば
もっとよりよい 世界になるかもしれない。

あれから10年
世の中はずいぶん便利になり 進歩したというけれど、
どうなんだろう。

10年前の小さな教室が 今とあまり変わりがないように
10年後の大きな世界も 特に 変わりがないのかもしれない。

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半年前 日本を偲ぶ ヨルダン日本大使館前での灯

ーーこの記事は、4年前、2011年9月11日、ヨルダン隊員のころ書いたものーーー
ブルキナファソの生活を書こうとおもったけれど、もっともっと大切なこと。
あの頃の思いを、修正なしで載せてみました。
ちょうど今、あの頃の生徒たちと同い年の大学院生が、ブルキナファソで調査。
なんだかふしぎな縁。。。。みんな元気かな。
タブセンは元気ですよー。



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震災後4年目の今~ニジェールと福島~

震災から4年後の今、ニジェールで考えたこと。
日本とニジェールは「ウラン」を通じて、深いつながりがあるそうです。
ニジェール産のウランを日本の電力会社に供給するために輸入しています。
日本の電力の24時間中1時間はニジェールのウラン鉱山で産出されたウランによって発電されてきたそうです。
(ニジェール共和国には民生用の発電所は一機もなく)

震災以降、原子力発電の是非に注目されるようになりました。
その原料となるウランの採掘現場に光が当てられることは、あまりありません。

私たちが原発の発電した電気を使い恩恵を受けてきた裏側で、
ニジェールの自然や未来に壊してきたということを、テロの温床にもつながっているということを、つい最近知りました。

福島の視点で世界を考える気持ちは今でも変わりません。
ニジェール川を眺める赤ベコ 2015年3月9日(日)撮影

***ここからは宣伝****
福島原発事故から4年目を迎える3月11日から13日、福島で「市民が伝える福島 世界会議」を開催します。12日は、国内外のゲストを迎えた福島視察、夕食交流会。13日は一日がかりの世界会議を開催し、国境を越えた「福島から世界」のつながりを作ります。ぜひご参加下さい。

「市民が伝える福島 世界会議」
◆日時:3月13日(金)09:30~21:00
◆会場:福島県文化センター2階 会議室兼展示場
◆参加費:無料(事前申込:http://urx.nu/hyNj)
 ※ランチ、夕食は会場で販売されます。
◆主催:福島シンポジウム実行委員会(東京:ピースボート、福島:ふくしま地球市民発伝所)
■詳細:http://urx2.nu/h4EH
■参加申込:http://urx.nu/i0GO

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ジブチと初等・中等理数科@鳴門教育大学

毎日が新しい学びの連続。
先月末のJICA四国FACEBOOKを抜粋します。

国別研修 ジブチ国初等・中等理数科教員養成 

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閉講式10月28日、ジブチ国初等・中等理数科教員養成コースの閉講式が
鳴門教育大学で行われました。

研修員からは、
「日本の教育システムや小学校視察は素晴らしかったです。
 我が国で生かせるアイデアを得ました。」
「日本の教育者も管理者も、生徒も教師も情熱を感じました。」
「電子機器の学校教材には大変感銘を受けました。」
「日本は美しい国ですね。人々のおもてなしと敬意の心、そして勤勉な姿勢は学びたいです。」
など好意的な感想が寄せられました。

研修実施にあたり大変お世話になりました鳴門教育大学の先生方、
関係者の皆さま、どうもありがとうございました。

参加された研修員の皆さんが、今回の研修で得た知見を
自国での教育の発展のために大いに活用いただくことを期待しています。

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On October 28th, the training of
“Project of Capacity Building of professors of Mathematics and Science
 for primary and secondary education” was closed
  at Naruto University of Education.

JICA Shikoku sincerely appreciates kind support
from Naruto University of Education and all concerned
personnel regarding this training course,
and we are very much expecting that participants
would make use of all experience
they acquired in Japan for the future improvement of education of Djibouti.

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パレスチナ・ランドデーに参加して~私とパレスチナ~ 

2014年3月29日(土)14:00~
桜花咲く渋谷区で行われた
駐日パレスチナ常駐総代表部主催
「パレスチナ・ランド・デー」に参加してきました。
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占領の経緯を写真で伝える
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私とパレスチナ。
中東の難民問題に興味を持ったのは、
20代後半です。
2010年~2012年まで、念願のヨルダン美術隊員として
ヨルダンの首都アンマンのダウンタウンに位置する、
パレスチナ難民局の女子中に派遣されました。

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ヨルダン隊員としての2年間、
パレスチナ出身のヨルダン人同僚や生徒たちにどっぷり漬かり、
対イスラエルをはじめパレスチナ中心の世界、中東アラブの世界
パレスチナの今・これからについて、彼らの考えに触れてきました。

本やインターネットではなく、人を通じて感じる・考える
生の情報だからこそ、
日本で出会ったパレスチナとのギャップを
感じてしまいました。

今も引き続く、パレスチナ難民問題は、とても奥が深く、複雑です。
だからこそ、「強者:イスラエル=悪/弱者:パレスチナ=良」なんて、
スパッと線引きできないなぁと考えるようになりました。

ヨルダンにいるパレスチナ難民間や難民キャンプでも、
相当の格差があったのも事実です。
(私が出会ったパレスチナ系ヨルダン人は、成功している方が多かったです
 一方、ヨルダン国内には無国籍のパレスチナ人もいます。)

→興味のある方は、こちら。
「ナクバを超えて~未来の卵たちへ~2012年5月19日記事~」

「ナクバ(大惨事/大災厄)」とは、
1948年イスラエル建国を、パレスチナ側の視点でとらえた表現です。
47年から49年にかけてパレスチナ(アラブ)人の70万人以上が、
土地を追われて難民になった事件のことをいいます。
ナクバを忘れないように、パレスチナ難民局の学校では、
毎年イベントが行われています。

記事では、私の学校、美術の授業で描かれた
生徒たちの作品を紹介しています。

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ヨルダンにいる間は、中東やアラブの世界を
もっともっと知りたい・学びたい!と思っていたのですが、
帰国後、限界も感じてきました。
理由は2つです。

1:パレスチナ難民問題に携わる仕事は、
多くのエネルギーと時間が必要


→生半可な感情論では、深く学ぶことはできません。
 かわいそうだから、助けたいというのは違うと思います。
 深く・複雑で答えがみつからないのは、今も同じです。

2:アラビア語習得(フスハー)の高い壁
→読み・書きがまったくできません。

今は、自分のできる範囲で
楽しみながらイベントに参加したり、
映画や本などから、情報収集をして、楽しみながらパレスチナと
つきあっています。

それにしても、
大好きなパレスチナ方言アラビア語。
久しぶりにヨルダンのカリーマ(私のアラビックネーム)に戻ることができ、
とてもうれしかったです。
それから、マンサフやカナーフェ、ファラーフェルといった
ヨルダン料理やスィーツ、とてもおいしかった!

イベントに関わった皆様、お疲れ様でした。
楽しいひと時を、ありがとうございました。

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湖対決!ヨルダン「死海」VS福島「猪苗代湖」

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前回に引き続き、ドライブネタです。
今日は磐梯吾妻レークラインのドライブ。
猪苗代町へ行っていました。
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長瀬川、中津川渓谷、五色沼・・・と、福島のそうそうたる
湖や沼や川が勢ぞろい。
猪苗代湖のほとりには、オシャレなペンションやログハウスもあって、
落ちついたら遊びに行きたいです。


レトロな白鳥ボートは、一台だけ運行。
夏には湖水浴が楽しみ!!
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こちらおなじみ、新聞や本を読みながら、プカーと浮くことのできる湖。
塩分濃度が世界一の湖。
そして、海抜マイナス400m、海抜の低さも世界一。
ヨルダンの観光地の一つ、死海です。

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死海はアンマン市内から近く、うちからも近かったので、
日本からの友達が来たら、日帰りで死海へゴー!
プカリと浮いてもらっていました。

私にとっての最後の死海は、神奈川でお世話になった先輩教員が
昨年度2012年8月上旬にプレゼントして下さった
「ヨルダンご褒美ツアー!」です。
マリオットホテルに宿泊させてもらいました。
こんな豪華なホテル、二度と泊ることができないだろうなぁ~

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さて、死海ネタ。
ヨルダンに来て、初めて死海に浮いたときは「すごい!浮くよ!!」と、
感動ものでしたが、
5回目以降の死海案内からは、
「塩の効きすぎた湖より、普通の真水のプールのほうがいい」
という感じになりました。

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死海に浮いてる友人を撮影したあと、そそくさと
となりのプールに逃げ込んでしまう。

というのも、泳ぐことが大好きなのに、
死海で泳ごうと思っても、泳げないのですよ。
せっかく水着に着替えても、「浮く」だけ。
5回目くらいから、「浮く」という行為に飽きてしまいました。
おまけに、目に水が入ってしまおうものなら、とてつもなく痛い!!
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そんな死海の問題。
水の大量使用や、雨が少ないことから、
死海の水がどんどん干上がっているんだそうです。
2050年には死海はなくなっちゃうのじゃないかという心配。
猪苗代湖にはない、深刻な問題です。

「浮く」ことのできる湖は、世界でヨルダンの「死海」のみ。
透明度に関しては、世界に誇れる福島県の「猪苗代湖」
湖対決は、引き分けです。

ヨルダンでも福島でも
自然の神秘、不思議を思う存分に味わいたいものです。

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